かわせ歯科の治療方針

「自分の歯で噛む」それ以上の健康法はないから

世の中には、なくなって初めて気づく大切さ・ありがたさがあります。「自分の歯で噛む」というのはその最たるもの。皆さんが日頃、当り前のように行っている食事。意識することはほとんどないかもしれませんが、好きなものを食べられるというのはありがたいことです。 また、咀嚼することにより、栄養を取りやすくなる・唾液が分泌されやすくなる・免疫力が高まる・筋力がつく・脳への刺激が高まる・血流が良くなるなど、実は「噛むこと」による身体へのメリットは計り知れません。近年、高齢化により生活習慣病や様々な疾患が問題視されるようになりましたが「噛むこと」は血管障害や認知症、更に歩行障害・転倒、低栄養などの予防につながるとも考えられています。

当院では患者様の長い人生を考え、「自分の歯同等のものを作ってあげたい」という思いのもと、開院以来10年以上に渡りインプラント治療に取り組んでいます。

一人ひとりの患者様の状況・希望を最大限考慮します

一口にインプラントと言っても、最適な治療を行うためには、どんな素材を用いるか、どれぐらいのサイズにするか、手術の手法、埋入の方向、骨造成の必要性など、そのやり方は患者様によって異なります。当院では歯科治療用の専門CTを早くより導入し、その最適なシミュレーションに取り組んでいます。
患者様はユニットにいながらにして、その日撮影したデジタルデータを見ながら、速やかに分かりやすい説明を受けることが可能。その他、「特別な手術法」「新しい素材」を導入することで、できる限り患者様の負担を軽減するように努めています。予算・治療の概要などについても院内に専用のカウンセリングルームも設けて、歯科衛生士がしっかり対応するようにしていますので、「インプラントってどんなの?痛くない?お金はどれくらいかかるの?怖くない?」など、一般的なこともお気軽にご相談いただければと思います。

10年、20年先を考え、治療後も息の長いフォロー

ブリッジや入れ歯と比較し、残存率が10年で90%とも言われるインプラントですが、そのためには定期的なメンテナンスが欠かせません。人工物であるインプラントそのものが虫歯になることはありませんが、歯垢や歯石が蓄積すれば、周辺の歯が虫歯になったり、歯茎が炎症を起こしたり、歯周病のリスクが高まります。
そうならないように、当院では定期的な「クリーニング」を実施したり、ご自宅でもできるセルフブラシングの指導などに力を入れています。また、半年に一度、インプラントの咬合(かみ合わせ)を調べて必要があれば調整も行っています。「面倒臭い」と思われるかもしれませんが、このメンテナンスを機に、インプラント以外にも口の中全体の健康をチェックしていきますので、ぜひご活用ください。

「第一選択肢(ファーストチョイス)」を目指して

日進月歩で移り変わる医療技術の領域。一昔前までは、高額なために一部のみで利用されていたインプラントですが、技術の進歩により大きく変貌を遂げました。今後は入れ歯やブリッジに代わり、歯を失った際のファーストチョイスになると考えられています。当院も、より多くの患者様に「自分の歯で噛む」ことの喜びを味わっていただくために、現状に甘んじることなく、新しい設備を積極的に導入したり、・新しい技術にチャレンジしていく予定です。より良いクリニックを目指す上で、みなさまもご希望・ご不安の点があれば何なりとご相談ください。