院長紹介
私たちにとって、食べることは、生きていくのに、なくてはならないものです。エネルギーを得たり、成長維持のための栄養補給が必要です。また人生の楽しみ、喜びでもあります。私たちの生活にとって大切な食べることが、奥歯が1本なくなっただけで、噛む能力がガクンと落ちることをご存じでしょうか。歯が1本調子悪くても、反対側で食べればいいと思ってるかたはたくさんいます。しかし、それは専門家から見ると、とても危険なことです。片方でばかりで食べていると、負担が偏り、歯の寿命を縮めます。そちら側も悪くなると、ほかの噛めるところを探して食べるようになり、負担はさらに偏り、全体の歯の寿命を縮めることになります。歯医者には、そういう未来のことが想像できるのですが、患者さまにはわからないと思います。失って、初めてそのありがたみを知ることになります。そのとき、どうしますか?
失ってしまった歯や噛み合わせを回復するのに、いくつか方法があります。皆さまご存じなのは、ブリッジでしょうか。歯のないところの前後の歯に橋を架けるようにして、噛み合わせを回復させます。これは、しっかり固定されてるので、噛み心地は自分の歯とほぼ同じです。しかし、ブリッジは前後の歯を大きく削らないといけないため、今はあまり推奨されません。それに対して、入れ歯があります。入れ歯は前後の歯はほとんど削らずに済みます。これはいい点ですが、前後の歯に針金をかけて固定するので、見た目が悪く、食べ物もつきやすく、歯みがきを気を付けないとむし歯、歯周病の心配が出てきます。また歯はあまり削らないのですが、針金を掛けるので、力の負担はかかります。また、口の中での異物感は否めず、慣れるのに時間がかかります。噛む能力は、自分の歯の2分の1から3分の1と言われます。
現在では、自分の歯に負担をかけずに、長くもたせられる方法として、インプラントがファーストチョイスと言われる時代になりました。どれくらい長持ちするかというと、ブリッジは8年で50%、インプラントは10年で90%以上のデータが出ていて、インプラントの方が長くもちます。またインプラントの噛み応えは、ほぼ自分の歯と変わりありません。実際、患者さまの声を聞くと、自分の歯と同じように噛んで、食べてるとおっしゃられます。
よく噛んで食べることと、認知症の関連も言われます。奥歯なしでご飯を食べてると、脳の血流は悪く、奥歯を回復すると、脳の血流はよくなるそうです。歯がないのに、何でも食べてるとおっしゃる患者さまがいます。そういうかたの食生活を聞くと、何でも食べれてるのではなく、噛まずに食べれるものを丸飲みしています。これはよくありません。胃腸にも悪いし、脳の血流にも悪いし、窒息の危険はあるし、奥歯でかみしめて踏ん張れない生活はとても不安定です。また世界に誇れる日本の食を味わえないのは、とても残念なことです。
人生にとって大切な、全身の健康に直結している食べることを、皆さまに楽しんでもらいたい。そして皆さまに、ぜひとも健康寿命を伸ばしてもらいたい。そうした想いから、私は皆さまに、インプラントをお勧めします。
略歴
-
- 1990年
- 北海道大学 卒業
-
- 1990年
- 東京医科歯科大学 第一口腔外科 入局
-
- 1992年
- みどり小児歯科 勤務
-
- 1995年
- かわせ歯科医院 開業
資格
- 臨床研修指導歯科医
所属学会
- 日本顎関節学会
- 日本老年歯科医学会
サーティフィケート(証明書・免許)